Home > 【ネット】 | 【映画】 | 【本】 | 【雑記】 > SETI@home

SETI@home

SETI@home とは ?
SETI@home は、インターネットでつながったコンピュータが、地球外知性の探索(SETI)を行う科学実験です。 参加して行うことは、無料配布されるプログラムを走らせて、電波望遠鏡で採取したデータをダウンロードし解析することです。

SETI@home の科学
SETI(地球外知性の探索)は、地球外の知的生命を検出することを目標とする、科学の一分野です。 このうち、radio SETI(電波によるSETI)として知られる手法では、電波望遠鏡を使って宇宙からの挟帯域電波信号に耳を傾けます。 このような挟帯域信号は自然に発生するものではなく、もし検出できたなら、地球外テクノロジの存在の証拠になるでしょう。

電波望遠鏡で受信した信号のほとんどは雑音からなっています。 (天体を源とする雑音もあれば、受信機の電子機器から生ずる雑音もあります)。 そのほかにに、人間が発した信号、たとえばテレビ局やレーダー、人工衛星などの信号も混ざっています。 現代の 電波による SETI プロジェクトは、受信データをデジタル処理します。 計算処理の能力がたくさんあれば、 より広い周波数に渡ってより高い感度で探索ができるようになります。 そういうわけで、電波による SETI は計算能力を果てしなく求めます。

いままでの 電波による SETI プロジェクトでは、大量のデータ解析をするために、電波望遠鏡の近くに設置した特殊用途スーパーコンピュータを使っていました。 1995年に David Gedye が、インターネットで互いに繋がれた多数のコンピュータによって構成される仮想スーパコンピュータを使って、電波による SETI の計算処理をすることを提案しました。 そして彼は、 SETI@home プロジェクトを組織し、この着想を追求したのです。 SETI@home のそもそもの開始は、1999年の5月でした。

ということで、このプロジェクト自体には2000年から登録していたんですが、この1年ほどクライアントソフトウェアを走らせてなかったので、久しぶりに新しいバージョンのソフトをダウンロードしてインストールしました。
PCの性能が低かったころは結構負荷が大きかったですが、いまのスペックだと特に問題ないですね。
コミュニティとしてチームというのもあってチームごとのデータ解析数を競ったりもしているのですが、まあそんなに肩肘はるようなものでもないので。ちなみに「Yen-e JAPAN」というチームに参加しています。
もともとSF好きなので、こうゆうプロジェクトはすごく応援したくなります。

SETIをメインテーマとして扱ったSF小説としてはカール・セーガンの「コンタクト」がありますね。この小説はもう価値観が変わってしまうくらいのすごい内容なので、一読をおすすめします。映画(ジョディ・フォスター主演)にもなったので、そっちのほうがお手軽かな? かくいうぼくもかなり昔に読んだきりなので、もう一度読んでみたいと思っているのですが・・・。DVD借りてこようかな・・・。


↑クライアントソフトの実行風景。

←ここに記入してから「拍手ボタン」を押すとメッセージも送れます

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://megumu.org/wordpress/2008/05/05/567/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
SETI@home from megumu

Home > 【ネット】 | 【映画】 | 【本】 | 【雑記】 > SETI@home

Search
Feeds
Meta

Return to page top