2007-04

先日映画を見に渋谷へ出たついでに、半蔵門にある日本カメラ博物館へ行ってきたのでした。
特に博物館のカメラに興味があるわけではないんだけど、ちょうどリコーのカメラ展をやっていて、新しく発表されたデジカメ「Caplio GX100」の実機(ベータ版だろうけど)が触れるというので(^_^)
このGX100、この前のPIEでは発表されずにPIEが終わってすぐの発表だったので、リコーも絶対狙ってますよね。しかも去年のフォトキナのときにベールがかけられて展示されていたのがこれだというので、そうとう気合いが入っていると思われます。
GXとは言ってもスタイルからしてGR-Dのズーム版だし、ファインダーに外付けのEVFが用意されているなんて、なんてマニアックな仕様なんでしょ。まあその分お値段もそれなりなんですけど。
リコーのサイトばかり見ているともう欲しくなってしまうのですが、EVFの見栄えだけでも確認しないといくらなんでも冒険過ぎますよね。
で、実機を見ての感想ですが、物欲指数95%くらいいってたのが50%くらいにしぼんじゃいました(^_^;)
まずEVFの見栄えが期待をだいぶ下回っていたこと。あれだとおもちゃデジカメのローライminiとあんまり変わんないかな～っと。もっと高精細なのを期待してたんですよ。
それとズームの時の動作音が大きいのがどうにも気になって・・・。単に大きいだけならまだ許せるんですが、なんだか精密感に欠けるというかギアの歯の噛み合わせが悪い感じというか・・・。いくらベータ版でもちょっと。
あとは設定やメニューの操作感が自分の感覚とちょっと違っていたことでしょうか。でもこれはぼくがCanonやNikonの操作方法に慣れちゃってるせいでもあるでしょうけど。
総合的に見て、どうしても欲しいという機種からははずせることになって一安心(^^;)　あと敵(敵?)はシグマのDP1だけですね。

泉リリカさんが表紙と挿絵を描いておられる『リトル・プリンセス』シリーズ2冊を購入しました。もち、ネットで(^_^;)

サイトで発表されている作品と比べると対象年齢が小学校中学年ということでやや幼い感じで描かれていますが、まさにリリカさんのタッチでした!(＜あたりまえでしょ^^;)
それにしても児童書ってこんなに挿絵が多いんですね～。しかも1ページまるまる挿絵のもののほかに、ページの半分くらいの大きさのとかが結構ありますね。う～ん、たしかにそんな感じだったかも。忘れてました。
でも自分が知っている方がこうして一般書で仕事されているのってとても不思議な気分です。ぜひぜひシリーズが長く続くよう応援していこうと思います(^-^)/。まずはここで宣伝かな^^;。

ところでポプラ社ではプリティ☆ガールズフェアというのを開催中なのですが、それのプレゼントでリリカさんのサイン入り色紙が!!う～ん、う～ん、これを当てるためにリトル・ジーニーシリーズのほうも買うべきだろうか…

そうそう、amazonでこれを注文するとき、「この本を買った人はこっちも買ってますよ」のところに、リリカさんがブログで紹介されてた「愛をみつけたうさぎ」が入ってました。これはもうあのブログを見て購入した人に違いないな(^_^)。もちろんぼくも同じく同時購入しましたけどね(>_<)。

新海誠監督の最新作「秒速5センチメートル」を見てきました。
場所は前にも行った渋谷のシネマライズ。

スペイン坂、覚えていると思ったのに最初から道を間違えてアヤしい店の並ぶ方面へ紛れ込んでしまいました(^_^;)。朝っぱらから。

で、映画の話ですが。
秒速5センチメートルなんですねぇ。今の時期なら実測できるかも(謎。
あと、劇中出てくる電車がすごく懐かしかった。JRのオレンジとグリーンの塗り分けのやつ。あれもう走ってないのかな。
ストーリーのほうはここで書くことでもないですが、最後のほうで流れる山崎まさよしさんの『One more time，One more chance』に合わせて次々切り替わるカットバックは、ありがちな演出ではあるとは思いながらもぐっとくるものがありました。1時間半ほどの物語なのに、その回想をみて懐かしいと思えてしまうなんてね。
それと『One more time～』の歌詞にでてくる桜木町がこの前お花見に行った場所だったり、以前住んでいた鹿児島が出てきたり(前いたとこからはだいぶ遠いですが…)したことで、より身近に感じられたように思います。

変わらないことってあるんだろうか…変わりたくないって思っていた心さえ変わってゆくかもしれないのに…。でも、変わりたくないって思っていたことを憶えていれば、変わっていくことも案外悪くはないのかもしれないですね。

…なーんて、柄にもないことを思ってみたり(*^_^*)。

上映している映画館少ないですけど、見に行けるかたには是非!おすすめですよ。あー、もう1回見に行こうかな。

<追記>
帰ってきてから公式サイトをみていたら、監督自らによる小説が今月発売のダ・ヴィンチから連載開始されていると知って、さっそく買いに走りました。いや、うそ、歩いてだけど。
ダ・ヴィンチ、ずいぶん長く買ってたけど、最近になって買うのをやめようとしたとこなのに、またもや購入し続けることになりそうな…。